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プロテインは筋トレ後30分以内じゃないとダメ?

この記事の対象:筋トレ後すぐにプロテインを飲めず、効果がなくなるのではと心配な健康な成人

01

あなたの場合、こうする

運動の1〜2時間前に食事をした急がなくてOK。次の食事で摂る。
何も食べずに運動した終わったあと、早めに食べるか飲む。
もう30分、または2時間を過ぎた無駄ではない。次の食事から普段の合計へ戻す。
家トレ後は食事のついでに摂っているそのままでOK。前後の食事を空けすぎない。
02 研究から分かること

タイミングより「1日の合計量」が効いていた

23研究・525名をまとめた2013年のメタ分析(複数の研究結果をまとめて分析する手法)では、単純に比べると運動前後の摂取タイミングに効果が見えました。しかし、1日の総たんぱく質量を統計的に揃えると、タイミングによる差があるとは言えなくなり、総量の効果は残りました。

比較結果p値(差が偶然に見える確率の目安)
飲むタイミングだけで比べた場合差があると扱える0.02
1日の総量を揃えてタイミングを比べた場合差があるとは言えない0.20
1日の総たんぱく質量の効果差があると扱える0.004

p値は統計的な確からしさの目安で、慣例では0.05未満なら「差がある」と扱います。これは「タイミングがゼロ」という証明ではありません。運動による同化作用(筋肉をつくる働き)は少なくとも24時間続く一方、時間とともに弱まるというのが国際スポーツ栄養学会の見解です。

03 ドパLabの実用ルール

迷ったら、この順番で考える

  1. 1食事を含む1日の合計量を先に確認
  2. 23〜4時間おきを目安に分ける
  3. 3運動の前か後のどちらかで摂る
  4. 4何分以内かは最後に考える

この順位は、複数の研究結果を日常の行動へ変換したドパLabの判断です。研究がこの4段階を直接比較して順位付けしたわけではありません。

詳しく知りたい人へ
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「ゴールデンタイム」は、ウソではない

出どころの一つは、高齢男性を対象に12週間行われた研究です。たんぱく質を含むサプリを運動直後に摂った群では筋肥大が起き、2時間後の群では大腿の筋横断面積・筋線維サイズの増加が認められませんでした。だから「直後を意識する」考え自体には理由があります。

その後、若い人やトレーニング経験者を含む研究では、前後の差が小さい結果が重なりました。2025年のシステマティックレビューでも、運動前と運動後で除脂肪体重に重要な差は確認されていません。30分は間違いではない。ただし、最優先ではない——これが現在の整理です。

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1回にどのくらい?

国際スポーツ栄養学会は、運動する人の1回あたりの目安として体重1kgあたり0.25g、または20〜40gを示しています。ただし、これはこの記事から全員へ「プロテインをこの量だけ飲む」と指示する数字ではありません。肉・魚・卵・大豆製品など食事のたんぱく質も合計へ含まれます。

1日の総量には体格、運動量、食事内容で差があります。一般成人向けの食事摂取基準の数字を、そのまま筋トレ用サプリの目標へ置き換えることもできません。この記事ではタイミングだけを扱い、個別の1日量は決めません。

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よくある誤解

30分を過ぎたら無駄

運動後の同化作用は少なくとも24時間続きます。ただし、時間とともに弱まります。

運動後でないと意味がない

運動直前25gと直後25gを比べた試験では、筋の適応は同様でした。

急いで飲むことが最優先

前後の食事をおよそ3〜4時間以上あけないほうが、実務的な目安です。

20〜40gを超えた分は全部無駄

一度に多く摂った場合の反応は見直しの途中です。多いほどよい、という意味ではありません。

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まだ断定できないこと

  • 高齢の方へ若い成人と同じ結論をそのまま当てはめられるとは言えません。高齢男性を対象にした研究では、直後と2時間後で差が出ています。
  • 筋力への影響はまだ結論が定まっていません。2025年のレビューでは下半身だけ運動前が良好な結果でしたが、研究数が少なく、解析では傾向どまりでした。
  • 『30分に根拠がない』と証明したわけではありません。今回の資料で確認できた範囲では、30分そのものを推奨値として支持する研究を確認できなかった、という位置づけです。
  • 1回あたりの上限量は見直しの途中です。100gでも長時間取り込まれた研究はありますが、100gを推奨する研究ではありません。

ドパLab編集部より
研究が直接示した結果と、それを日常の優先順位へ変換したドパLabの実用ルールを分けて掲載しています。特定製品の効果や購入を推奨する記事ではありません。