集中って何分で区切るのが正解?
この記事の対象:ポモドーロの「25分」を試してみたが続かず、自分に合う作業の区切り方を知りたい成人
あなたはどれ?
研究・公的資料から分かること
チリロの著書は「20〜35分が理想、経験上30分が最良」とし、25分を導いた記述はありません。医学生の解剖学教育を対象にした2025年の単著の範囲レビューは、時間を区切った休憩が集中や持続力を高めたと結論しています。休憩の効果を調べた19本・2,335人分の分析でも、気力や疲労感は改善した一方、作業成績への効果ははっきりしませんでした。
「25分」の出どころを確かめる
よく聞く数字ですが、原著にも研究にも「25分」を支持する記述は見つかりませんでした。
ドパLabの実用ルール
ドパLabは「25分」を基準にしません。まず60分で試し、続かなければ45分や30分に落とし、集中が切れたら休みます。頭を使う作業のあとは10分以上休んでください。研究の推奨ではなく、ドパLabが読者向けに整理した実用ルールです。
自分の区切りを見つける
- 1まず60分で試す
- 2続かなければ45分・30分へ落とす
- 3集中が切れたら、時間に関係なく5分以上休む
- 4頭を使う作業のあとは10分以上休む
時間の設定は研究が定めた正解ではなく、ドパLabの実用ルールです。
「25分」の由来
考案者は大学時代「10分だけ集中できるか」と自分に賭け、トマト型のキッチンタイマーを使いました。これは「ポモドーロ(トマト)」という名前の由来であって、「25分」という長さの由来ではありません。
よくある誤解
原著は「20〜35分が理想、経験上30分が最良」としており、25分を導いた記述はありません。
そこまでは言えません。「支持する研究は確認できなかった」までです。
19本・2,335人分の分析では、気力や疲労感は改善した一方、作業成績への効果ははっきりしませんでした。
よくある疑問
- 休憩は何分取ればいいですか?
- 集中が切れたら5分以上、頭を使う作業のあとは10分以上が、この記事の目安です。ドパLabの実用ルールで、研究が定めた正解ではありません。
- 作業前にスマホはどうすればいいですか?
- 別の部屋へ置いてください。ショート動画を見る習慣があるなら『集中したいなら、ショート動画はいつ切る?』も見てください。
- 60分でも続きません。
- 45分、30分へ落としてください。続く長さが自分の区切りです。
まだ研究で 分かっていないこと
- 「25分」を支持する研究は、現時点では確認されていません。効果がないと証明されたわけでもありません。
- 根拠にした範囲レビューは、医学生の解剖学教育を対象にした単著です。
- 休憩の作業成績への効果は、はっきりしていません。
- 60分・45分・30分・5分・10分という設定はドパLabの実用ルールです。
※ドパLabが本記事で確認した資料の範囲
結局、こうする
- 25分に縛られない。まず60分で試し、続かなければ短くする
- 集中が切れたら、時間に関係なく5分以上休む
- 頭を使う作業のあとは10分以上休む
着手が遅れる原因がショート動画なら、集中したいなら、ショート動画はいつ切る?で切り方を扱っています。
記事内の一般的な健康情報を確認するために参照した情報です。最終確認:2026.09.05
Francesco Cirillo「The Pomodoro Technique」(2006年公開の原著、第3.2章。CC BY-NC-ND 3.0ライセンスで無料公開されていたものを第三者サイトが再配布)Ogut E. ポモドーロ・テクニックの効果に関する範囲レビュー(医学生の解剖学教育を対象にした単著、32研究・5,270人、BMC Medical Education, 2025)Albulescu P, et al. "Give me a break!" マイクロブレイクの効果に関するメタ分析(19本の論文・2,335人、PLOS ONE, 2022)ドパLab編集部より
この記事は一般的な情報提供を目的とし、診断や治療の代わりにはなりません。確認可能な情報から、読者が今日選べる行動まで編集しています。