カフェインが多い飲み物はどれ?
この記事の対象:エナジードリンクやコーヒー、お茶を毎日何本も飲み、合計のカフェイン量が気になる人
研究・公的資料から分かること
農林水産省と内閣府食品安全委員会は、日本食品標準成分表にもとづく濃度をまとめています。コーヒー(浸出液)は100mlあたり約60mg、玉露は約160mg、せん茶・ほうじ茶・ウーロン茶は約20mgです。エナジードリンクなどの清涼飲料水は「製品によって差があり、32〜300mg/100ml、1本では36〜150mg」までしか国の資料には示されておらず、個別商品の値は公表資料には存在しません。厚生労働省の睡眠ガイド2023は、健康な成人の1日の合計目安を400mg、日本人のカフェイン血中半減期を3〜7時間としています。
ドパLabの実用ルール
濃さの順位と、実際に飲む1杯・1本あたりの順位は入れ替わります。玉露は濃さで1位ですが、飲む量が湯のみ1杯(60ml)程度のため1杯では約96mgです。せん茶を急須で湯のみ1杯(120ml)飲むと約24mgですが、同じ緑茶でもペットボトル1本(500ml)なら約100mgと、約4倍になります。コーヒーはマグカップ1杯(200ml)で約120mg、エナジードリンクは典型的な缶1本(250ml)で約80mgです。合計するときは「濃さ」ではなく、この「1本・1杯あたり」の数字を使ってください。
エナジードリンクは製品差が大きい
国の資料が示せるのは、清涼飲料水として「100mlあたり32〜300mg、1本では36〜150mg」という幅までです。厚生労働省は「コーヒーの5倍近いカフェインを含有する製品が存在する」と注意しています。缶を見ると、多くの製品で1本あたりのmgが表示されています(業界の自主ガイドラインによるもので、法的な義務ではありません)。一方、缶コーヒーやペットボトルのお茶には、この表示がないことが多く、実は読者が自分で数えにくいのはコーヒーとお茶の側です。
この数字はどう計算しているか
上の「1本・1杯あたり」の数字は、国の資料が示す濃度(決まった淹れ方で測った値)に、一般的な容量を掛けたドパLabの計算です。濃く淹れれば数字は増えますし、カップの大きさが違えば結果も変わります。あなたが実際に飲む量で数え直してください。
カフェインを含まない飲み物もある
麦茶・そば茶・黒豆茶・とうもろこし茶や、カフェインを含まないハーブティーは、緑茶やコーヒーとは原料の茶葉(チャノキ)を使っていないため、カフェインを含みません。カフェインをゼロにしたい場合は、これらに置き換えると数え直す必要がなくなります。
記事内の一般的な健康情報を確認するために参照した情報です。最終確認:2026.09.05
農林水産省「カフェインの過剰摂取について」内閣府 食品安全委員会「ファクトシート 食品中のカフェイン」厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」全国清涼飲料連合会「カフェインを多く添加した清涼飲料水の表示に関するガイドライン」ドパLab編集部より
この記事は一般的な情報提供を目的とし、診断や治療の代わりにはなりません。確認可能な情報から、読者が今日選べる行動まで編集しています。